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坂の上の雲  /  妖 怪  /  大盗禅師  /  歳 月  /  世に棲む日日  /  城 塞

書籍名 : 坂 の 上 の 雲

坂 の 上 の 雲  一  ///
昭和四十四年四月一日 第一刷
/ 発行所 : 文藝春秋 / 四六判・HC・J・帯 /
発行者:樫原雅春/ 印刷所:大日本印刷 / 製本所:矢嶋製本 / 装幀:風間完 / 定価 四八〇円
(帯 文 : 表)  兄はコサック騎兵を撃破した陸軍騎兵の創設者、
 弟は日本海海戦の名参謀 ―― 秋山好古、真之兄弟と近代短歌・俳句の祖 正岡子規。
伊予松山藩出身の 三青年の友情と情熱と成長を 勃興期の明治国家を背景に描く 壮大なロマン
(帯 文 : 裏)  「 著者あとがきより 」: 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」あり
坂 の 上 の 雲  一  ///
二〇〇四年四月十日 新装版第一刷 発行
/ 発行所: 文藝春秋 / 四六判・HC・J・帯 /
発行者 : 寺田英視 / 印刷所 : 大日本印刷 / 製本所 : 大口製本 / 装画 : 風間完 /
装丁 : 大久保明子 / 定価 :( 本体 1600円 + 税 )
(帯 文 : 表)  まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。
―― 伊予松山出身の三人、無敵を誇ったコサック騎兵を破った陸軍の名将・秋山好古、
 その弟でバルチック艦隊殲滅作戦をたてた海軍の名参謀・秋山真之、そして近代短歌・俳句の開祖・正岡子規。
それぞれの青春は、清新な時代の風をうけ、夢を大きくふくらませてゆく。
(帯 文 : 裏)  「 あとがき 」 より ― 抜粋 : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」 & 「 関連地図 」( 作成・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  二  ///   昭和四十四年十一月五日 第一刷  他は 四十四年版 一 に 同じ
(帯 文 : 表)  日清戦争の勝利にわく日本。  だが、列強の干渉は強まり、日露開戦の危機が迫る。
秋山好古は対コサック騎兵作戦を、秋山真之は対ロシア艦隊戦略を 着々と立案。
正岡子規はその文学的完成に 最後の情熱をかたむけてゆく ・・・
(帯 文 : 裏)  第一巻 の あらすじ : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」 あり

坂 の 上 の 雲  二  ///
定価 :( 本体 1500円 + 税 )  他は 二〇〇四年版 一 ( 新装版 )に 同じ
(帯 文 : 表)  この十九世紀末というのは、地球は列強の陰謀と 戦争の舞台でしかない。
―― 日清戦争の勝利にわく日本。  しかし、思惑が複雑にからみながら 列強の干渉は強まる。
秋山好古は対コサック騎兵作戦を、、秋山真之は対バルチック艦隊戦略を 着々とたてはじめる。
そして正岡子規は その最後の情熱をかきたて、文学にむかう。
(帯 文 : 裏)  「 あとがき 」 より ― 抜粋 : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」あり (「 関連地図 」なし )
坂 の 上 の 雲  三  ///   昭和四十五年六月二十五日 第一刷   他は 四十四年版 一 に 同じ
(帯 文 : 表)  明治37年2月 ついに日清戦争の火蓋が切られた。
旅順口閉鎖、黄海海戦、遼陽、沙河と 苛烈な血闘がくりひろげられる。
満州でコサック騎兵と勇戦する兄、三笠艦上連合艦隊の作戦を指導する弟 ―― 日本の興亡を担う秋山兄弟
(帯 文 : 裏)  第二巻 までの あらすじ : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」 あり

坂 の 上 の 雲  三  ///
二〇〇四年五月十五日 新装版第一刷 発行
/ 発行者 : 白幡光明 他は 二〇〇四年版 一 ( 新装版 )に 同じ
(帯 文 : 表)  旅順の港とその大要塞は、日本の陸海軍にとっての最大の痛点であり、ありつづけている。
―― 日清戦争から10年後の明治37年( 1904 )2月10日、日露戦争開戦。
軍事力も財政力もロシアに劣る日本は、戦局の長期化を避けたい。
しかし、満州を主戦場とする陸軍にとっても、一日も早く制海権を握りたい海軍にとっても、
 旅順の大要塞が大きく立ち塞がった。
(帯 文 : 裏)  「 あとがき 」より ― 抜粋 : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」― 付・首山堡と落合 ( 司馬遼太郎全集 第二十八巻 月報 より )
& 「 関連地図 」( 作成・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  四  ///   昭和四十六年四月十五日 第一刷  他は 四十四年版 一 に 同じ
(帯 文 : 表)  旅順の大要塞に六万もの兵力を消耗して乃木軍が苦戦をしている間に、
 満州にはロシアの大部隊が集結し、西からはバルチック艦隊が日本へ向かう ――
北の野に騎兵を率いる兄と連合艦隊の作戦をねる弟の秋山兄弟は苦悩する
(帯 文 : 裏)  第三巻 までの あらすじ : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」あり

坂 の 上 の 雲  四  ///
二〇〇四年五月十五日 新装版第一刷 発行
/ 発行者 : 白幡光明 / 定価 : ( 本体 1700円 + 税 )
他は 二〇〇四年版 一 ( 新装版 )に 同じ
(帯 文 : 表)  旅順の乃木軍司令部から児玉のもとに入ってくる報告は、ことごとく敗報であった。
―― 旅順の要塞との死闘はつづいていた。
要害に対し正面攻撃に固執する乃木軍は、兵士たちを死地へと追いやりつづけた。
兵力が衰えるなか、攻撃の主目標を二〇三高地に限定せよとの声が高まる。
そこからは、旅順港が眼下に見下ろせるからであった。
(帯 文 : 裏)  「 あとがき 」より ― 抜粋 : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」 & 「 関連地図 」( 作成・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  五  ///   昭和四十七年六月二十日 第一刷  他は 四十四年版 一 に 同じ
(帯 文 : 表)  インド洋を東に驀進するバルチック大艦隊に身構えながら、
 陸では日露戦争の関ヶ原ともいうべき総力戦が奉天で火蓋をきった。
が、各地で消耗をしいられた日本軍の戦線は薄く伸びきり、戦力は目にみえて落ちていた ・・・
(帯 文 : 裏)  第四巻 までの あらすじ : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」あり

坂 の 上 の 雲  五  ///
二〇〇四年六月十五日 新装版第一刷 発行
/ 発行者 : 白幡光明 / 定価 : ( 本体 1500円 + 税 )
他は 二〇〇四年版 一 ( 新装版 )に 同じ
(帯 文 : 表)  考えてみれば、ロシア帝国は負けるべくして負けようとしている。 ―― 旅順陥落。
世界の関心は「 ロシアはなぜ負けるのか 」にあった。
しだいに専制国家としての陋劣(ろうれつ)さを露呈するロシア。
「 ロシア艦隊全滅す 」の報は、マダガスカル島の漁港に留まり続けるバルチック艦隊にも届いた。
そして最大規模の総力戦、奉天の会戦で両軍は死闘する。
(帯 文 : 裏)  「 あとがき 」より ― 抜粋 : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」 & 「 関連地図 」( 作成・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  六  ///   昭和四十七年九月二十五日 第一刷  他は 四十四年版 一 に 同じ
(帯 文 : 表)  敵艦見ユ ―― 明治三十八年五月二十七日未明ロシア帝国の威信をかけた
 バルチック艦隊がついに日本海の濛気の中に姿をあらわした。
国家の命運を負って鎮海湾から迎撃に向かう連合艦隊。 大海戦の火蓋はここにきられた!
(帯 文 : 裏)  第五巻 までの あらすじ : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」あり

坂 の 上 の 雲  六  ///
二〇〇四年六月十五日 新装版第一刷 発行
/ 発行者 : 白幡光明  他は 二〇〇四年版 一 ( 新装版 )に 同じ
(帯 文 : 表)  旗艦三笠が、ついにロジェストウェンスキーの大艦隊を発見するにいたるのは、
 午後一時三十九分である。――「 皇国の興廃、此の一戦に在り。 各員一層奮励努力せよ 」
 明治38年( 1905 )5月27日 午後1時55分、ついに四色のZ旗がかかげられ、日本海海戦は始まった。
そして「 最後の 武士 」として生きた秋山兄弟の人生を追って、大長編は幕を閉じる。
(帯 文 : 裏)  「 あとがき 」より ― 抜粋 : 省略
《 メ モ 》  「 あとがき 」 & 「 関連地図 」( 作成・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  一  ///
1978年1月25日 第1刷
/ 発行所 : 文藝春秋 / A6判・SC・J /
発行者:樫原雅春 / 印刷:凸版印刷 / 製本:加藤製本 / カバー:竹内和重 / ¥ 360
(カバー 文 : 裏)  明治維新をとげ、近代国家の仲間入りをした日本は、
 息せき切って先進国に追いつこうとしていた。
この時期を生きた四国松山出身の三人の男達 ―― 日露戦争においてコサック騎兵を破った秋山好古、
 日本海海戦の参謀秋山真之兄弟と文学の世界に巨大な足跡を遺した正岡子規を中心に、
 昂揚の時代・明治の群像を描く長編小説全八冊

坂 の 上 の 雲  一  ///
1999年1月10日 新装版第1刷
/ 発行所 : 文藝春秋 / A6判・SC・J・帯 /
発行者:新井信 / 印刷:凸版印刷 / 製本:加藤製本 / カバー:風間完 / 定価:( 本体 552円 + 税 )
(カバー 文 : 裏) 1978年版 一 に 同じ




坂 の 上 の 雲  二  ///   1978年版 一  に 同じ
(カバー 文 : 裏)  戦争が勃発した ・・・。
世界を吹き荒れる帝国主義の嵐は、維新からわずかに二十数年の小国を根底からゆさぶり、
 日本は朝鮮をめぐって大国「 清 」と交戦状態に突入する。
陸軍少佐秋山好古は騎兵を率い、海軍少尉真之も洋上に出撃した。
一方 正岡子規は胸を病みながらも 近代短歌 ・ 俳句を確立しようと、旧弊な勢力との対決を決意する。

《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  二  ///   1999年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏) 1978年版 二 に 同じ





《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  三  ///   1978年2月25日 第1刷  他は 1978年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  日清戦争から十年――じりじりと南下する巨大な軍事国家ロシアの脅威に、
  日本は恐れおののいた。
「 戦争はありえない。 なぜならば私が欲しないから 」とロシア皇帝ニコライ二世はいった。
両国の激突はもはや避けえない。
病の床で数々の偉業をなしとげた正岡子規は戦争の足音を聞きつつ燃えつきるようにして、逝った。

《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  三  ///   1999年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  1978年版 三 に 同じ




《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  四  ///   1978年2月25日 第1刷  他は 1978年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。
豊富な兵力を持つ大国に挑んだ、戦費もろくに調達できぬ小国 ・・・。
少将秋山好古の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続であった。
また連合艦隊の参謀・少佐真之も堅い砲弾群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねる。
緒戦から予断を許さない状況が出現した。
《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり

坂 の 上 の 雲  四  ///   1999年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  1978年版 四 に 同じ




《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  五  ///   1978年3月25日 第1刷  他は 1978年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  強靭な旅順要塞の攻撃を担当した第三軍は、
 鉄壁を正面から攻めておびただしい血を流しつづけた。
一方、ロシアの大艦隊が東洋に向ってヨーロッパを発航した。
これが日本近海に姿を現わせば、いま旅順港深く息をひそめている敵艦隊も再び勢いをえるだろう。
それはこの国の滅亡を意味する。 が、要塞は依然として陥ちない。

《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製 ・ 高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  五  ///   1999年2月10日 新装版第1刷  他は 1999年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏) 1978年版 五 に 同じ




《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製 ・ 高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  六  ///   1978年3月25日 第1刷  他は 1978年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  作戦の転換が効を奏して、旅順は陥落した。
だが兵力の消耗は日々深刻であった。 北で警鐘が鳴る。
満州の野でかろうじて持ちこたえ冬ごもりしている日本軍に対し、
 凍てつく大地を轟かせ、ロシアの攻勢が始まった。
左翼を守備する秋山好古支援に巨大な圧力がのしかかった。
やせ細った防御陣地は蹂躙され、壊滅の危機が迫った。

《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  六  ///   1999年2月10日 新装版第1刷  他は 1999年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  1978年版 六 に 同じ




《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  七  ///   1978年4月25日 第1刷  他は 1978年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  各地の会戦できわどい勝利を得はしたものの、
 日本の戦闘能力は目にみえて衰えていった。
補充すべき兵は底をついている。
そのとぼしい兵力をかき集めて、ロシア軍が腰をすえる奉天を包囲撃滅しようと、
 日本軍は捨て身の大攻勢に転じた。
だが、果然、逆襲されて日本軍は処々で寸断され、時には敗走するという苦況に陥った。

《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  七  ///
帯 未収 / 1999年2月10日 新装版第1刷  他は 1999年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  1978年版 七 に 同じ




《 メ モ 》  「 関連地図 」( 地図作製・高野橋 康 )あり
坂 の 上 の 雲  八  ///   1978年4月25日 第1刷  他は 1978年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  本日天気晴朗ナレドモ浪高シ ―― 明治三十八年五月二十七日早朝、
 日本海の濛気の中にロシア帝国の威信をかけたバルチック大艦隊がついにその姿を現わした。
国家の命運を背負って戦艦三笠を先頭に迎撃に向かう連合艦隊。
大海戦の火蓋が今切られようとしている。 感動の完結篇。
《 メ モ 》  四十四年版 : 第一巻 〜 四十七年版 : 第六巻の「 あとがき 」を
 「 あとがき集( 付・首山堡と落合 )」として収録 〔 あとがき 一 : 第一巻のあとがき 〜
  あとがき 六 : 第六巻のあとがき & 付・首山堡と落合 〕 &
 「 関連地図 」( 地図作製・高野橋康 )あり /
解 説 : 島田謹二
坂 の 上 の 雲  八  ///
帯 未収 / 1999年2月10日 新装版第1刷  他は 1999年版 一 に 同じ
(カバー 文 : 裏)  1978年版 八 に 同じ



《 メ モ 》  「 あとがき集 」 & 「 解説 : 島田謹二 」 : 1978年版 八 に 同じ /
  「 関連地図 」 ( 地図作製 ・ 高野橋 康 ) あり

書籍名 : 妖 怪

第1刷 昭和44年5月20日 / 発行所: 講談社 / 四六判・HC・P付・函・帯 / 発行者:野間省一 /
印刷所 : 凸版印刷 / 製本所 : 山晃製本 / 装釘意匠 : 中尾進 / 定価 490円
(帯 文 : 表)  新しい波の押寄せる室町中期を舞台に、現世と対比して鬼才が辛辣に浮彫りし、
 歴史小説に新境地を拓く絢爛変幻の雄篇。
(帯 文 : 裏)  足利六代将軍の落胤と称する熊野の源四郎が、ならず者の大将になろうという
 腹太夫と共に京に出たのは、戦乱・一揆・飢餓に人々が苦しんでいる将軍義政の世である。
源四郎は、対立する将軍御台所の日野富子と愛妾今参りの局の怪しい魅力に溺れ、彼女らの憑き神である
 指阿弥陀仏や唐天子などの化性(生?)の者に悩まされながら、会得した剣で立向うが、そこで得たものは!?
昭和45年12月20日 第1刷発行 / 発行所 : 講談社 / 新書判・SC・J /
発行者:野間省一 / 印刷所:凸版印刷 / 製本所:(有) 中沢製本 / 装幀:御正伸 / 420円
(カバー 文 : 裏)  室町の頽廃期である。
六代将軍の落胤という熊野の源四郎は、「 将軍になろう 」と京へ上った。
京は七()代将軍足利義政の御台所日野富子と側室今参りの局の二派に分れ、陰湿な暗闘に明け暮れていた。
富子の屋敷に住みこむうち、秘かに富子に恋した源四郎は、今参りの局の暗殺をひきうけ、お今屋敷に忍びこむ。
が、なんたることか、彼は局の憑神である唐天子の幻術に翻弄されて敗れた。
源四郎を捕えた今参りの局は、将軍家御落胤との彼の話を聞いて、源四郎を養子に立てようと図った。
折も折、富子も妊っていたのである。―― あの応仁の乱前夜、奇々怪々に乱れる京の風雲。 /
著者近影(「 真説 宮本武蔵 」43年版に同じ )一葉あり
《 メ モ 》  ロマン ・ ブックス
初版発行 昭和44年5月20日 / 新装第1刷 昭和51年5月24日 / 発行所 : 講談社
四六判・HC・J・帯 / 発行者:野間省一 / 印刷所:凸版印刷 / 製本所: 黒柳製本 /
装釘意匠 : 風間完 / ¥ 880
(帯 文 : 表)(帯 文 : 裏) は、44年版 に 同じ





昭和48年2月15日 第1刷発行 / 発行所 : 講談社 / A6判・SC・J / 発行者 : 野間省一 /
製版 : まゆら美研 / 印刷 : 豊国オフセット / 製本 : 加藤製本 / デザイン : 亀倉雄策 /
カバー装画 : 川田幹 / 380円
(カバー 文 : 裏)  悪の限りがはびこる室町時代の頽廃期。
六代将軍の落胤という熊野の源四郎は、「 将軍になろう 」と京へ上った。
京は七()代将軍足利義政の御台所日野富子と、側室の今参りの局の陰湿な権勢争いに明け暮れ、
 源四郎はその暗闘の虜となり唐天子の幻術に翻弄される。
応仁の乱前後の奇々怪々に乱れる京の風雲を描く ―― 。
《 メ モ 》  解説 : 尾崎秀樹 / 「 年譜 」あり
妖 怪 ( 上 )  ///
2007年10月16日 第1刷発行
/ 発行所 : 講談社 / A6判・SC・J・帯 / 発行者:野間佐和子 /
デザイン:菊地信義 / 本文データ制作 : 講談社プリプレス制作部 / 印刷:豊国印刷 / 製本: 大進堂 /
カバーデザイン:CNT508 / 定価 : 本体 667円( 税別 )
(カバー 文 : 裏)  怨霊や生霊の世界が身近にあった 室町時代末期。
六代将軍の落胤という熊野の源四郎は 「 将軍になろう 」 と、 飢餓と戦乱で荒廃しきった京へ上る。
都では 八代将軍足利義政の御台所日野富子と、側室の今参りの局が 権勢争いに明け暮れていた。
その暗闘に巻き込まれた源四郎を、幻術師 ・ 唐天子の 奇々怪々な幻術が襲う
妖 怪 ( 下 )  ///   定価 本体 695円 ( 税別 )  他は 2007年版 ( 上 ) に 同じ
(カバー 文 : 裏)  足利家の当主のみが持つことを許されるという 鬼切りの太刀。
しかし、太刀は今参りの局里屋敷にあった。
日野富子は太刀を奪おうとするが、屋敷神・唐天子の幻戯により苦汁を味わう。
が、新たに管領細川勝元の策略が今参りの局に迫る。
応仁ノ乱前後、京に蠢く妖異の世界を鮮やかに描いた司馬幻想文学の傑作。
《 メ モ 》  解説 : 磯貝勝太郎 / 「 年譜 」あり

書籍名 : 大 盗 禅 師

1969年7月1日 第1刷 / 発行所 : 文藝春秋 / 新書判・SC・J /
発行者:樫原雅春 / 印刷:凸版印刷 / 製本:中島製本 / 装幀:村上豊 / 定価 320円
(カバー 文 : 表)  徳川幕府の転覆と明帝国の再興を策して暗躍する怪僧や浪人たち。 雄大な革命ロマン
(カバー 文 : 裏)  司馬さんは「 漢 」が好きだ。 漢 ― おとことよむ。
なにかに情熱を傾けている男のことだ。 一生懸命な男である。
しかし、漢たちは必ずしもカッコイイわけではない。
かれらは、情熱的になればなるほど、悲壮になり、またこっけいにもなる。
動かしがたい権力の壁や 錯綜した人間関係の中で情熱は空転せざるをえないからだ。
それが、歴史のワクの中に生きた彼らに、悲しさという深みとこっけい味という巾を与え、
 われわれの共感をさそう。
司馬さんは、歴史書が切り捨ててしまった、そうした人間の情熱を、
 たいせつに拾い上げ、生き生きと再創造する。
司馬さんのやさしさがここにある。 本書の人物たちも、また漢たちである。
革命に夢を託したおとこたちである。
《 メ モ 》  ポケット文春
2003年2月10日 第1刷 / 発行所 : 文藝春秋 / A6判・SC・J・帯 / 発行者 : 白川浩司 /
印刷:凸版印刷 / 製本:加藤製本 / 装画:俵屋宗達筆 舞楽図屏風 部分(醍醐寺蔵)/ 装丁:斎藤深雪 /
定価 :( 本体 648円+税 )
(帯 文 : 表) 浪人の集団が、幕府転覆を策し暗躍する ―― 夢か 現か ――。
(カバー 文 : 裏) 大坂落城から三十年。
摂津住吉の浦で独自の兵法を磨く浦安仙八の前に、ひとりの僧が現われる。
妖しの力をあやつる怪僧と、公儀に虐げられる浪人の集団が、
 徳川幕府の転覆と明帝国の再興を策して闇に暗躍する。
これは夢か現か ――  全集未収録の幻想歴史小説が、三十年ぶりに文庫で復活。
《 メ モ 》  「 光り輝く群像 」 : 高橋克彦  /  解説 : 磯貝勝太郎

書籍名 : 歳 月

第1刷 昭和44年11月24日 / 発行所: 講談社 / 四六判・HC・函・帯 / 発行者:野間省一 /
印刷所 : 豊国印刷 / 製本所 : 大製 / 装釘意匠 : 御正伸 / 題字 : 著者 / 定価 580円
(帯 文 : 表)  赤貧より出でて藩公を屈服させ、維新になって参議司法卿に栄進。
薩長の反目亀裂に乗じ、日本の針路を自らの手で支えようと凄愴の執念に燃える稀代の漢。
異端児江藤新平の生涯を貫いて、鬼気迫る不世出の巨篇!
(帯 文 : 裏)  江藤新平の生涯を描き、興味深い維新史談を展開している。
歴史を語るには博識と、その識に捉われない奔放な想像力と人間洞察とが、必要だが、
 司馬氏の史談は、そのようなものとしてきわめて面白かった。  (山本健吉)
これは明治維新を彗星のように横切った真の近代政治家、江藤新平の悲劇的生涯を描いた小説である。
早く来すぎるか、生まれる場所を間違えるかしたこの壮烈な理想家を、
 司馬遼太郎氏は暖かい共感をもって百年の誤解からすくい出している。  (江藤淳)
《 メ モ 》  題字 : 著者 ― 函背表紙、 本体中表紙
昭和46年7月1日 第1刷発行 / 発行所 : 講談社 / A6判・SC・J・帯 / 発行者 : 野間省一 /
製版: まゆら美研 / 印刷:豊国オフセット / 製本: 大進堂 / 装幀: 亀倉雄策 / 定価 380円
(カバー 文 : 裏)  卓抜した論理と事務能力で、明治維新の激動期を、
 司法卿として敏腕をふるいながら、非業の死をとげた江藤新平 ――。
明治六年征韓論争で、反対派の大久保利通、岩倉具視らと対決、破れて下野、
 佐賀の地から明治中央政府への反乱を企てる人間江藤の面目と、その壮絶な生涯。
《 メ モ 》  解説 : 多田道太郎 / 「 年譜 」 あり

歳 月 ( 上 )  ///
昭和49年10月20日 第1刷発行
/ 発行所: 講談社 / 新書判・SC・J / 発行者:野間省一 /
印刷所 : 豊国印刷 / 製本所 : 国宝社 / 装幀 : 原弘 / 装画 : 風間完 / 440円
(カバー 文 : 裏)  革命は 信じられぬ程の人生を創る。
脱藩して京に奔ったことで、蟄居を命じられていた 佐賀藩の下士江藤新平が、いま 維新の風雲にのった。
もはや、内職に莨(たばこ)の葉を刻んだ貧窮の新平ではない。
二重鎖国で遅れをとった佐賀藩を「 薩・長・土 」に割り込ませねばならない。――
 革命のなかで、江藤は権力を求めた。 < 権力という筆で、この世の中を画布に思うままの絵を描きたい >。
かれは、新国家の制度と法律を、わが手で創ることを求めた。 世に躍り出て五年、江藤新平司法卿に昇る。
稀代のことだったろう。 が、暗雲も迫っている。―― 彼の政敵が、そこに牙を剥いていた。/
著者近影 一葉 あり
《 メ モ 》  ロマン・ブックス
歳 月 ( 上 )  ///
2005年2月15日 (新装版)第1刷発行
/ 発行所 : 講談社 / A6判 ・ SC ・ J ・ 帯 /
発行者:野間佐和子 / デザイン:菊地信義 / 製版・印刷:豊国印刷 / 製本: 上島製本所 /
カバーデザイン : CNT5088 / 定価 : 本体 380円( 税別 )
(カバー 文 : 裏)  肥前佐賀藩の小史の家に生まれた江藤新平。
子供の頃から一種の狂気を持った人物だった。
慶応三年、大政奉還を知るや「 乱世こそ自分の待ちのぞんでいたときである」と、
 藩の外交を担い、京へ上った。
卓抜した論理と事務能力で頭角を現していった。 が ・・・・・・。
歳 月 ( 下 )  ///   49年版 ( 上 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  明治新政府の存立をゆさぶった征韓論の対立で、江藤新平は西郷についた。
隆盛の人物を敬仰したからではない。 < 薩長を制して、第二維新を断行する好機いたる > 。
江藤はそう判断し、勇躍した。 が、彼は法理に溺れる理論家ではあっても、
 所詮政治家ではなかったのかも知れぬ。―― 大久保利通、これが彼の政敵であった。
政敵は、闇の中から無残に敵の肺肝を刳(えぐ)る。 江藤は失脚し、故郷佐賀の不平士族に担がれて兵を挙げる。
これもまた、江藤の< 法理 >を超えた、思わぬ時の流れであったに違いない。
自らの創った法を踏んで裁かれ、自らの法に絶無の極刑に陥された彼の鬱懐は何か。 /
著者近影 一葉( 49年版( 上 )に 同じ )あり
《 メ モ 》  ロマン・ブックス
歳 月 ( 下 )  ///
2005年2月15日 (新装版)第1刷発行
/ 発行所 : 講談社 / A6判 ・ SC ・ J ・ 帯 /
発行者:野間佐和子 / デザイン:菊地信義 / 製版・印刷:豊国印刷 / 製本: 上島製本所 /
カバーデザイン : CNT508 / 定価 : 本体 380円( 税別 )
(カバー 文 : 裏)  明治維新の激動期を司法卿として敏腕をふるいながらも、
 明治六年、征韓論争で反対派の大久保利通、岩倉具視らと対立。
破れて下野した江藤新平は佐賀の地から、明治中央政府への反乱を企てたが ・・・。
三十四歳から四十一歳までのわずか七年間に、栄光と挫折を味わった「 不思議な 」な生涯を描く傑作歴史長編。
《 メ モ 》  解説 : 多田道太郎( 46年版 に 同じ )/ 「 年譜 」あり

書籍名 : 世 に 棲 む 日 日

世 に 棲 む 日 日  一  ///
昭和四十六年五月二十日 第一刷
/ 発行所 : 文藝春秋 / 四六判 ・ HC ・ J ・ 帯 /
発行者:樫原雅春 / 印刷:凸版印刷 / 製本:大口製本 / 装幀:三井永一 / 定価 五六〇円
(帯 文 : 表)  佐幕から倒幕へ ―― 幕末の長州藩を襲ったのはすさまじい狂気の嵐であった。
その原点に立つ吉田松陰と、彼の思想を行動化していった高杉晋作を中心に
 変革期の狂乱の世界を鮮かに描く長編小説全三巻!
(帯 文 : 裏) 本文より : 省略



世 に 棲 む 日 日  二  ///   昭和四十六年六月十五日 第一刷  他は 四十六年版 一 に 同じ
(帯 文 : 表)  吉田松陰はこと破れ刑死した ―― だがその思想は長州で燃え続け、破壊的な熱狂を産む。
激動の幕末を舞台に、新しい世界を求めて 目まぐるしく爆発する 高杉晋作。
波瀾よぶ長編歴史小説 全三冊の第二巻 !
(帯 文 : 裏)  第一巻の あらすじ : 省略



世 に 棲 む 日 日  三  ///   昭和四十六年七月十五日 第一刷  他は 四十六年版 一 に 同じ
(帯 文 : 表)  元治 元年、幕府の 大長州征伐軍の重圧で長州藩には強力な反動政権が確立する。
その絶望的な状況下で敢然と立ち上がった高杉晋作の手勢はわずか三十人にすぎなかった ――
 好評の長編歴史小説全三巻完結!
(帯 文 : 裏)  第二巻 までの あらすじ : 省略


世 に 棲 む 日 日 ( 一 )  ///
1975年1月25日 第1刷
/ 発行所 : 文藝春秋 / A6判 ・ SC ・ J / 発行者 : 樫原雅春 /
印刷 : 凸版印刷 / 製本 : 加藤製本 / カバー : 北澤知己 / ¥ 260
(カバー 文 : 裏)  嘉永六年(1853)、ペリーの率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、
 攘夷か開国か、勤王か佐幕か、をめぐって、国内には、激しい政治闘争の嵐が吹き荒れる。
この時期骨肉の抗争をへて、倒幕への主動力となった長州藩には、
 その思想的原点に立つ吉田松陰と後継者たる高杉晋作があった。
変革期の青春の群像を描く 歴史小説四冊。

世 に 棲 む 日 日 ( 一 )  ///
2003年3月10日 新装版第1刷
/ 発行所: 文藝春秋 / A6判 ・ SC ・ J ・ 帯 /
発行者 : 白川浩司春 / 印刷 : 凸版印刷 / 製本 : 加藤製本 / イラスト : 卯月みゆき /
デザイン : 大久保明子 / 定価 :( 本体 552円 + 税 )
(カバー 文 : 裏)  1975年版 ( 一 )に 同じ




世 に 棲 む 日 日 ( 二 )  ///   1975年版 ( 一 ) に 同じ
(カバー 文 : 裏)  海外渡航を試みるという、大禁を犯した吉田松陰は郷里の萩郊外、
 松本村に蟄居させられる。
そして安政ノ大獄で、死罪に処せられるまでの、わずか三年たらずの間、粗末な小屋の塾で、
 高杉晋作らを相手に、松陰が細々とまき続けた小さな種は、やがて狂気じみた、
 すざまじいまでの勤王攘夷運動に成長し、時勢を沸騰させてゆく。



世 に 棲 む 日 日 ( 二 )  ///   2003年版 ( 一 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  1975年版 ( 二 )に 同じ






世 に 棲 む 日 日 ( 三 )  ///   1975年版 ( 一 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  狂躁の季節が来た。
長州藩は既に過激派の高杉晋作をすら乗りこえ藩ぐるみで暴走をかさねてゆく。
元治元年(1864)七月に、京へ武力乱入し壊滅、八月には英仏米蘭の四ヵ国艦隊と戦い惨敗 ・・・
 そして反動がくる。
幕府は長州征伐を決意し、その重圧で藩には佐幕政権が成立する。
が、高杉は屈せず、秘かに反撃の機会を窺っていた。


世 に 棲 む 日 日 ( 三 )  ///
2003年4月10日 新装版第1刷
  他は 2003年版 ( 一 ) に 同じ
(カバー 文 : 裏)  1975年版 ( 三 )に 同じ






世 に 棲 む 日 日 ( 四 )  ///   1975年版 ( 一 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し・・・・・・ 。
わずか八十人で兵を挙げた高杉晋作のクーデターは、きわどく成功する。
幕府は、慶応二年(1866)、この長州藩を圧し潰そうと、天下の兵を糾合し、
 藩の四境から侵攻するが、時運は既に移り変っていた。
戦いに勝って 維新の曙光を認めながら、しかし 高杉はもはや死の床にあった・・・・・・
《 メ モ 》  「 文庫版のための あとがき 」 あり

世 に 棲 む 日 日 ( 四 )  ///
2003年4月10日 新装版第1刷
  他は 2003年版 ( 一 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  1975年版 ( 四 )に 同じ



《 メ モ 》  「 文庫版あとがき 」 ( 1975年版 に 同じ ) あり /
解説 − 革命的ロマン主義の松陰と合理的精神の晋作と : 松本健一

書籍名 : 城 塞

城 塞  上 巻  ///
昭和四十六年十二月十五日 印刷 / 昭和四十六年十二月二十日 発行 / 発行所: 新潮社
四六判・HC・J・帯 / 発行者:佐藤亮一 / 印刷所:二光印刷 /
製本所 : 新宿 加藤製本所 / 装幀 : 三井永一 / 定価 四八〇円
(帯 文 : 表)  大坂冬ノ陣・夏ノ陣を最後に陥落してゆく大坂城。
西欧の城塞をはるかに凌ぐといわれた巨城の運命に託して、豊臣家滅亡の人間悲劇を描く二千余枚の大長編!
(帯 文 : 裏)  「 豊臣家をつぶす!」天下分け目の ”関ヶ原 ”より、
 十四年徳川家康は謀臣本多正純に多年の野望を打明けた。
小幡勘兵衛を始めとする諜者たちの暗躍、方広寺の鐘銘事件、大坂城明け渡しと秀頼母子の江戸入り強要 ――
 次々に打ち出される家康の悪謀を前にして、淀殿は籠城を決意せざるをえなくなった。
風雲逆巻く大坂冬ノ陣前夜を描く上巻!
城 塞  上 巻  ///
昭和五十一年十二月五日 印刷 / 昭和五十一年十二月十五日 発行 / 発行所 : 新潮社
A6判・SC・J・帯 / 発行者:佐藤亮一 / 印刷・製本:錦明印刷 / カバー:村上豊 /
カバー印刷 : 錦明印刷 / ¥ 360
(カバー 文 : 裏)  「 豊臣家をつぶす 」―― ”関ヶ原 ”から十四年、
 徳川家康は多年の野望を実現すべく、大坂城の秀頼・淀殿に対して策謀をめぐらす。
方広寺鐘銘事件など、つぎつぎと打ち出される家康の挑発にのった大坂方は、
 西欧の城塞をはるかに凌ぐといわれた巨城に籠城して開戦することを決意する。
大坂冬ノ陣・夏ノ陣を最後に陥落してゆく巨城の運命に託して、豊臣家滅亡の人間悲劇を描く歴史長編。
城 塞  上 巻  ///
昭和五十一年十二月十五日 発行 / 平成十四年四月二十日 六十一刷改版 / 発行所: 新潮社
A6判・SC・J / 発行者:佐藤隆信 / 印刷・製本:錦明印刷 / カバー:村上豊 /
カバー印刷 : 錦明印刷 / デザイン : 新潮社装幀室 / 定価 : 本体 781円 ( 税別 )
(カバー 文 : 裏)  五十一年版 ( 上 )に 同じ




城 塞  中 巻  ///
昭和四十七年一月十五日 印刷 / 昭和四十七年一月二十日 発行  他は 四十六年版 上巻 に 同じ
(帯 文 : 表)  真田幸村、後藤又兵衛らの豪将を迎えて籠城作戦を取る大坂方。
六十余州の大名に動員令を発し茶臼山に布陣する関東勢。 大坂冬ノ陣の激戦の火蓋は切られた!
(帯 文 : 裏)  著者のことば ――  ・・・さきに、「 国盗り物語 」で斎藤道三のことを書き、
  秀吉については「 新史太閤記 」で述べ、さらにその後のことは「 関ヶ原 」で触れたわけですが、
  それだけではなお思いが残っておりまして、その後の豊臣家はどうなったのか、
  また元亀・天正から続いた日本人のバイタリティはどこで終るのか、
  というようなことになると大坂城を書かなければいけないような気がして、書いてみたわけです・・・。
ですから「 国盗り物語 」で道三が美濃国をかすめとるところから始まって、
 「 城塞 」で後藤、真田が大きな時代の幕を引くようにして戦死するまでのことを考えつづけてきますと、
  私なりに日本人のもつ最もアクティブであった時代とか心とかいうものが
  なにやら自分ながらにわかったような気がするのです・・・。 (「 波 」一・二月号 より : 抜粋 )
城 塞  中 巻  ///   A6版 ・ ソフトカバー / ¥ 320  他は 五十一年版 ( 上 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  真田幸村、後藤又兵衛ら、関ヶ原ノ合戦でむなしく敗れた豪将たちを迎えて
 籠城作戦をとる大坂方。
みずから四十万の兵をひきいて包囲する徳川家康。 かくて大坂冬ノ陣の激戦の火蓋は切られた。
真田丸にたてこもる幸村の神技を思わせる戦闘指揮にもかかわらず、天守閣に大筒を撃ち込まれた淀殿は、
 家康の調略にのって和議に応じ、さらには城の外濠ばかりか内濠までも埋められてしまう。


城 塞  中 巻  ///
平成十四年四月二十日 五十七刷改版
/ 定価 : 本体 743円 ( 税別 )  他は 十四年版 ( 上 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  五十一年版 ( 中 )に 同じ






城 塞  下 巻  ///
昭和四十七年二月十五日 印刷 / 昭和四十七年二月二十日 発行  他は 四十六年版 上巻 に 同じ
(帯 文 : 表)  大坂夏ノ陣の銃火の中で、塙団右衛門、後藤又兵衛、
 真田幸村らさしもの豪将も城を墳墓に戦死してゆく。
巨城の炎上をフィナーレに戦国時代はその幕を閉じた!





城 塞  下 巻  ///   A6版 ・ ソフトカバー / ¥ 320  他は 五十一年版 ( 上 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  外濠も内濠も埋められて裸城となった大坂城に対して、家康は最後の戦いをしかける。
夏ノ陣を前にして、大坂方には、もはやいかなる勝機も残されてはいなかった。
数十万の東軍を相手に真田幸村、毛利勝永らは、家康の本営にまで斬り込む働きをするが、
 後続の部隊がなく、いずれも城を墳墓に討死してゆく。
秀頼・淀殿は自尽し、巨城の炎上をフィナーレに戦国時代はその幕を閉じる。
《 メ モ 》  解説 : 大島正
城 塞  下 巻  ///
平成十四年四月二十日 五十六刷 改版
/ 定価 : 本体 743円 ( 税別 )  他は 十四年版 ( 上 )に 同じ
(カバー 文 : 裏)  五十一年版 ( 下 )に 同じ



《 メ モ 》  解説 : 大島正( 五十一年版 ( 下 )に 同じ )
城 塞  ///
発行 一九九四年八月二五日
/ 発行所 : 新潮社 / 菊判・HC・J・帯 /
発行者: 佐藤亮一 / 印刷所 : 錦明印刷 / 製本所 : 大口製本印刷 /
題字:板野雄一 / 装幀:新潮社装幀室 / 定価 3900円( 本体 3786円 )
(帯 文 : 表)  関ヶ原から十四年 ―― 巧妙な謀略で大坂方を欺き、天下統一を狙う徳川家康。
太閤の死後、秀頼に豊家復権の切なる期待をかける淀殿 ―― 戦国の世に栄華を極め、
 不落の名城と謳われた大坂城と運命を共にした豊臣家の悲劇を描 傑作。
(帯 文 : 裏)  本能寺の変以来、三十年にわたって大坂城に君臨する豊臣家も太閤秀吉の死後、
 地方の一大名同然となっていた。
豊家再興を切望する淀殿・秀頼母子。 周到な謀略をもって淀殿母子陥れ、覇道を歩む徳川家康。
その巧みな挑発にのった大坂方は、ついに大坂の陣の火蓋を切った ・・・。
天下の巨城と讃えられた大坂城と運命を共にした豊家一族の悲劇に真田幸村、
 後藤又兵衛らの英傑を配して、壮大なスケールで描く長編歴史小説!
「 著作書物 」 / 「 小 説 」 「 長 編 集 」